おいっすー。生きてるかお前ら。
去年の6月から始めたyoutubeだが、今年の2月半ばにやっと登録者が1000人を越えた。
期間にして8か月強、投稿動画は50本。思ったより早く収益化ラインである1000人に到達して驚いている。総再生時間は1.2万時間だ。収益化のラインの4000時間はかなり前に突破しているのに対して、登録者数はなかなか増えない。
Contents
登録者増加ペースの変化
始めてから今までで動画の内容がブレてるのでペースがバラバラだ。
100人 | 2週間で到達 |
300人 | 1か月で到達 |
500人 | 半年で到達 |
1000人 | 8か月で到達 |
↑こんな感じ。
ゲーム解説・紹介動画は伸びる(~300人)
一番きついであろう0~100人のラインは一瞬で到達しているのは、解説系動画を出していたため。最初から再生回数が4桁ばかりで、その後も開始から1か月で300人到達と圧倒的なスピードで登録者が増えた。
この時は新規でも思ったよりいけるじゃん!という感想だった。
しかし、その後300人から500人の間は5か月もかかってる。暗黒期が到来したのだ。
ゲーム実況という地獄(~500人)
すぐに300人に到達した頃にもう既にネタ切れ・解説紹介みたいな動画に飽きていた。見てはもらえるけど、常にネタを探さないといけないし新情報に関わる事は動画を誰よりも早く出すスピードが大事なのでしんどかった。これをずっとやるのは嫌だと思った。
そして誰もやってない古いコンテンツをただ楽しく遊んでるゲーム実況動画を出す事にしたんだけど、そしたら地獄を見たね!
それまでオール4桁だった再生回数がゲーム実況だと300回とか。10分の1も見て貰えない。
無名の人間がただゲームを遊ぶのはマジで需要がなかった。わかってたけど想像以上にきつい。魚のいない釣り堀で釣りをするというのはこの事かと思った。
その結果、300~500人までの間に5か月もかかっている。しかも最初の頃はまだ解説系の動画を見て登録してくれる人がいたのでペースは落ちにくかったが、その後どんどん過去の動画も見て貰えなくなりひどい時期だと1か月に登録者が10人も増えず、完全にオワコンだと凹んでいた。
シリーズ的な感じで動画出してたんでマジ需要ねーなーって思いつつコメントをくれる人が数人いたので最後まで完走した。
ゲームを楽しく遊びつつ、紹介要素も含める作戦に(~1000人)
ゲームの解説・実況どちらもやった結果、解説はだるいし実況は伸びないし困った。
そして流石に増加ペースが遅くて辛いので色々と改善してみる事にした。
まず、その頃丁度ゲームにアップデートがきたので、古いコンテンツでなく新しい要素を遊んでみる事に。楽しく遊びつつ、新しい情報を内容とタイトルにも交える事により、検索から人が来てくれるようになった。
例えば大げさに言うとアプデで新武器が追加されたら、「新武器の〇〇使って〇〇倒してみた!」みたいな。
そこまで露骨ではないけど、ただのゲーム実況ではきてくれない数の人が見てくれ、2ヵ月ちょっとで1000人まで登録者が増えた。
伸ばすために工夫・改善した事
伸び悩んだ時期に色々工夫改善を考えた。見て貰えない・登録してもらえない、なんなら登録者が減る、、すごくきついからだ。
検索流入を意識
検索から人がきてくれるように意識した内容・タイトルにするよう意識した。
結局のところ、無名の人間がただ遊ぶなんて誰も見ないのだ。見る人の役に立つようなタイトル・サムネでないとクリックすらしてもらえないからだ。
ただどうしても完全なる解説、紹介マンにはなりたくないのであくまで実況がメインで気になる人がいそうな部分を普通に遊んだところを動画にする感じ。
んで一番大事なのがスピードだった。まだ誰も出してない時期に出せるとめちゃめちゃ美味しい。別に攻略法とかいうわけでなく、ただ遊んでるだけでも見て貰えるのだ。まぁ専業のような人がこぞって解説をするので最初に動画をなかなか厳しいけどね!1番に出すなんて無理だけど、それでも早めに出せたら検索から沢山来てくれる。
登録してもらえなくても、一度見てもらえたら次動画出した時にお勧めに出たりするし機会が沢山増える。
なので、一番大事なのは「この動画は役に立つんじゃないか?」とか「気になるな」とタイトルやサムネで思わせる動画を作ってとにかく動画を開くところまでいかせる事だ。他の努力はとにかく二の次だと思った。
サムネタイトル詐欺にならんようにはしてるけどね。いい感じにワードを拾いつつって感じ。
クリック率っていうのが高ければどんどんインプレッションしてくれるイメージ。
サムネをちゃんと作るようにした
動画の中から1場面を切り抜いてサムネを作ってたんだけど、動画からの切り抜きは画質が割とガビガビだった。サムネの重要性をわかってなかったので別にいいやみたいな。
でも、大手の人とか伸びてる人のチャンネルと比べた時に明らかに自分のチャンネルのサムネがしょぼかったので改善しようと思った。
なので、動画から切り抜くんじゃなく、サムネとしてちゃんとスクショを撮るようにした。これだけで見栄えはめちゃめちゃよくなった。
サムネ作りに1時間とか聞くと何をそんなにやる事があるんだ・・・って思ってたけど、ちゃんと作ろうとすると10~30分くらいはかかったりするんだなぁって実感したわい。
そんで意識してからはコメントでもサムネ最近めちゃくちゃよくなったという声を貰って喜んだ。
声を出すようにした
わしは絵にかいたようなぼそぼそボイスだった。最初の方はまぁ元気はないけど大声出すもの外に聞こえたら嫌だしなぁって感じで気にしてなかったんだけど、続けていくうちに自分の動画はこの世の動画の中でもかなりのぼそぼそレベルに値するんだと自覚していった。
声がぼそぼそだと何を言っているのかわからないし第一声を聞いた時点でブラウザバックする人間が恐らく多いと思う。
なのでちゃんと声を出すようにした。
編集でかなりテンポをよくした
言葉と言葉の間になるべく間がなくなるように丁寧にカットするようにした。
よくyoutuberの動画であるあれだ。
ゲームとして映像がある場合はいいけど、動きのない場面でのカット・テロップ等めっちゃ頑張ってる。途中離脱率をとにかく下げたいからだ。
視聴維持率の低い動画はyoutube的に評価が低く、インプレッションを増やしてもらえないかもしれないからだ。
コメントを貰える動画にする
エンゲージメント率?だっけ、動画に対する視聴者の反応の割合。これを上げたいのでなるべくコメント等で反応が貰えるように動画にする部分の抽出を意識した。
ぐだっている所はカットするのが基本だけど、バランスを見て一部わざと残したりする。突っ込みどころ的な。
youtubeのSEOはよくわかってないけど、高評価・コメントが多く貰えた方がチャンネルの評価が上がってインプレッションしてもらいやすいんじゃないかって説を信じてる。実際わかんないけど。
その他の備忘録
SNSはほぼ意味ない
SNSは動画投稿した場合に周知するのに使ってるんだがぶっちゃけほぼ意味ないと思ってる。
よく見るのが、フォロワーが1000人以上なのに登録者数が300人以下とかの人。フォロワーが多くてリツイートやいいねはされてるのに再生数が100回以下とか、ザラだったりする。
特に期待はできないけど、マイナス要因はないのでtwitter等あるに越した事はないが。
最近登録者が3万人クラスの人にフォローされて、よく動画をリツイートしてもらったりするんだがSNSからの流入はそこまで大きな影響がないのかなと感じる。
人がいるところに人が集まる
同レベルのクオリティの動画であれど、大手のチャンネルと弱小チャンネルだと天地の差の結果になる。
登録者の多いチャンネルであれば登録をしやすい、少ないチャンネルだと登録を躊躇する。コメントが沢山ついてる動画にはコメントをしやすいし、コメントが全然つかないチャンネルにはコメントをしにくい、内容・サムネ・タイトルが全く同じであっても再生数の多い動画はクリックしたくなるが少ない動画は選ばれにくい。そういう人間心理はかなり大きいと思った。
自分は1000人程度でなんだって感じだが0~1000人の間だけでもそういう事を実感してる。
クオリティを下げて更新頻度を上げるか、クオリティを上げて更新頻度を下げるか
どっちがいいんだ??
アフィの細やかな経験からわしはゴミコンテンツを増やすのが嫌で後者の更新頻度は低いがなるべくクオリティを上げて出すようにしてる。SEOにはブラック・ホワイトってあったじゃろ。そのホワイトでありたいみたいな。
今の更新頻度は4日~2週間に1度という低めの更新頻度だ。正直毎日はだるいし義務感かんじて嫌になる気がする。
youtubeの伸ばし方で検索すると、いろんな意見が出てくるんだよね。
「伸ばすなら最低限毎日更新しろ!」とか「頻度は関係ない、いいものを作れ」とか。
どっちが合うかは人それぞれなのかもね。
vtuberという選択肢
ここ数年でめちゃんこ見るようになったのう。この界隈、youtube始めるときに一応気になって調べたけど個人はマジで修羅の道っぽかった。まず初期投資がかなり必要なのがリスキーなのと、活動開始まで時間がかかる。
動画でなく配信メインの世界なので、伸びるのがかなり困難。配信は検索からの流入なんてほぼないだろうし、限られた時間で他の人とパイの奪い合いなので同接0の人も沢山いる。絵とキャラクター設定でリアル事情をごまかせる+配信というのは編集の手間もないし楽なので流行ってるが伸ばすのは動画以上に厳しいと思う。
この人はどんなモチベでやってるんだろう、動く絵に沢山お金がかかってるのにすごく悲しいな…っていう目で見てしまう。
5か月で2000人、という個人の中では伸びてる人もウォッチしてみたけど、絵にまず投資、活動も広告使ったり歌のMIXだったりイラストの依頼だったりでとにかく金がかかっていた。
その子にいわゆるガチ恋勢みたいなのが金を投げたりするのはたまにあるけど、頻度が少なく活動費賄えてるのが謎だしあの客層に毎日配信してアイドル営業みたいなのをしていくのは精神が病むんじゃないかと心配した。人を増やすのは難しいけど、少人数でも宗教のように自分を崇拝する人を作って金を毟り取る戦法なら良さげだと思ったけどわしには絶対無理だと思った。
大手の企業に所属すれば無条件で勝ち組だけど、その一部の勝ち組が目立つだけで地獄の界隈だろう。
自分は個人Vの現状を見てすぐに諦めたけど、もし動画で伸びた後に配信にシフトするならその時にVのガワを用意して活動するのはありかもって思った。ある程度保証された環境を作ってからであれば、準備期間がピークで誰にも知られず消えていく星の数ほどいる底辺個人Vと同じ結末にはならないからだ。
収益化について
1000人に到達したということは収益化の申請ができる。しかし副業には申請がいるため、ちょっと躊躇しておる。
今の再生数だと恐らく月に5000~10000円くらいにしかならんけど、年末までの収益の予想がつかないので、しばらく様子見してみる事にする。大きな金額であれば考えるが、節約でどうにかなる範囲の差の収入のために会社にようつべやってるのを知られるのは最悪だからな。
これからの事
1000人の次は1万人を目指して頑張ろうと思う。先はまだまだ遠いし、0~1000人までよりもっともっと厳しいと思う。
でもコツコツと動画投稿を続けていけばやってくうちにまた改善点が見えてきたり、編集等の知識がついたりしてよりいい物を作れるようになると思うので頑張る。
まだたった60本の動画しかないが、最初の方の動画はマジ見てられなくて吐きそうになるくらいひどく見える。当時編集して見直したはずだが、それくらいやってるうちに見え方が変わってくるのだ。
伸びは悪いけど、ファンがついてくれる実況動画
自分の動画だから楽しく見てくれるって人が増えてきたのでとても喜ばしい事だ。
解説や紹介系の動画は沢山見て貰えるけど、別に自分が作らなくて他の誰が作っても視聴者は満たされるのでファンとなる人がつきにくい。実況動画は新しく見てくれる人は少ないけど、見てくれた人はファンになりやすい。
のんびり長く続けたいのでわしはやっぱり実況でいきてぇとおもった。
同じゲームをメインにやってる他のチャンネルを見ると、解説系の人は大手でも登録者1万人とか、すごく小さな世界。しかも本業らしくてめちゃめちゃ動画あげてて1日1~3本出したり配信の頻度もかなり高かったりで1万だ。マジで夢が無い…。
でも実況としてやってる人はもっともっと登録者も再生数も多い人が沢山いるので、解説マンとしてやってくのは短い目で見るといいけど長い目で見るとかなり微妙な気がする。
解説動画じゃなく、ただ遊んでる動画を出してる時はすこぶる再生数が低いのを見ると、そのチャンネルの出す解説や紹介やアプデ情報などのには需要があるが、投稿してる人の事はみんな興味ないんだなって思う。なんか悲しい。
youtubeは惨めな気持ちも沢山感じるけど楽しいかも
長い間伸びなかったり人気な人を見て比べてしまってものすごい惨めな思いをすることも沢山あるけど、なんだかんだで楽しいわい。
昔アフィ齧ってた時もなかなか結果出ずに惨めな気持ちあったなぁと思いだしたりした。アフィは半年ほどで辛くてもうまともに作業しなくなっちゃった気がするが。あれはマジで誰からも反応が無くて虚しかったが、youtubeは暖かいコメント貰ったりするのでやってけそうだ。
これで飯を食ってくのはさすがに希望がないけど、細く長く楽しんでいくぞい。